中村亜紀子さんの椅子敷き。
2015年 08月 25日
中村さんと初めてお会いしたのが、昨年の10月。銀座での展示を見て、すぐに声をかけたのを覚えています。
もともと倉敷ノッティングに興味があったのですが、あの幾何学的な模様があまり好きになれず。オリジナルですてきな椅子敷きを作る作家さんがいないかなあ、と思っていたところに中村さんの作品に出会ったのでした。
あれから1年近くが経ち、ようやくちゃらっぽこでもお取り扱いさせていただくことになりました。
9月の展示会前ということもあり、初回は3柄だけお借りしました。ただ、彼女は製作しながらその時のインスピレーションで色や柄を決めていくので、できあがった全てが1点もの。今回お借りしたものも、ほかでは手に入れることができません。
羊毛本来のぬくもりと、中村さんの描くやさしい素朴な世界観で、お部屋もからだもぽっかぽか。これからの季節におすすめです。
昨年店主が持ち帰ったこは、夏も使用したせいか、いいかんじにぺしゃんこ(笑)。今度洗濯してあげなきゃ。
ちなみに作り方ですが、木枠に張った木綿の縦糸にウールの毛束を結んではカットし、手作業で1枚の椅子敷きを織り上げていきます。『トルコ結び』と呼ばれる技法で、ペルシャ絨毯や、ギャベ、緞通にも用いられるそうです。
ちゃらっぽこ
by charappoco
| 2015-08-25 23:12
| すてきなもの